2011年06月03日

ウソつき、ペテン師

ここ数日の民主党内の見るに耐えない、聞くに忍びない騒動は、国民不在の私利私欲のデモンストレーションだった。内閣不信任案を提出した側にも、同じ傾向があるのではないか。そんな裏芸、腹芸はいい加減にしてもらいたいものだ。

そんな中にあって、一人だけ清々しい若い政治家が突出していた。横粂勝仁と字幕にあった。国民の信託を得た政治家としての信念が茶の間に伝わってきた。民主党から立候補して選出されたのだから、離党は選挙民の信頼を裏切ることにならないかという意地悪な質問もあったが、臆する事無く自らの信条を吐露した。

それに引き換え、鳩山前首相の言う「ウソつき、ペテン師」は、政治家以前の人間的資質の欠落を示す。二酸化炭素排出の25パーセント減という、およそ現実離れをした国際公約、言い換えれば世界に向かって大ウソをついたのは鳩山前首相、あなただ。母親から毎月1500万円の小遣いを貰いながら、知らなかったというのも大ウソだ。

菅鳩山の二人が密室で合意したという3か条からなく覚え書きにしても、内容は民主党いのちで、国民をおもう心が見られない。報道によると、意図的に曖昧な文言にしたものだそうだが、具体的でない合意は、お互いの解釈によって、全く別なものになってしまう。具体的な表現でさえも、例えば憲法9条のように、学校で教えられた国語からは考えられない解釈が成り立つぐらいだ。

「人間はウソをついてはいけません」というのは正しい。がしかしそのウソも、あのウソも、自らがついたウソから出たものだ。だから鳩山さん、あなたは人間ではなく宇宙人だと言われるのだろう。




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posted by シャノワール at 13:49| Comment(0) | 虚偽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月01日

ブイエス

あるテレビ番組で VS と書いてブイエスと読んでいた。○○VS△△の類いだ。「早稲田対慶応」と書いて「わせだタイけいおう」と読めば普通の日本語だ。これを「早稲田VS慶応」とかいて「わでだブイエスけいおう」と読んでいるようなものだ。

そもそも VS はブイエスと読むべきものだろうか。たしかにアルファベットの文字としては、日本で V をブイと言ってるむきが多いので、そういう大勢に従って読めばブイエスかもしれない。しかし英語ではない。「早稲田対慶応」の「対」に相当して、VS に似ているものでは、英語に vs. がある。じゃあそれだろうと言いたいだろうが、これはヴァーサスに近い発音だ。vs. は versus の略字で、アメリカ式が vs. または vs で、イギリス式が v. または v で、略字はあくまでも文字であって略語ではないから、vs. も versus と読む。

そもそも V はブイではない。日本人の耳にはほとんどビーとしか聞こえないような音である。それを無理に片仮名で書き表したのがヴィーだが、片仮名をそのまま読んだ結果ブイとなったものだろう。もともと日本語には無い音を別な音で言い換えてまで、VS とやってブイエスと読む必要は全く無い。もしどうしても英語っぽくやりたいなら、ヴァーサスと読むほうがましだ。出来もしない英語まがいをやたら使いたがるのは、国民性かもしれないがが恥ずかしいことだ。


posted by シャノワール at 16:44| Comment(0) | 外来語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月31日

スムリエ

レディースフォーというテレビ番組がある。家内の話しだとだいぶ長寿番組だそうで、世のご婦人への影響もそこそこあるだろうという。レディースフォーは、ladies と放送開始時刻の four を言ったものらしい。うるさいことを言えばレーディズが望ましいが、今日はその話題ではない。昨日(2011.5.30)酢の専門家でスムリエなる肩書きの人物が登場して、酢について蘊蓄を披露した。

スムリエとは、酢とソムリエから合成した最近の新語らしく、手持ちの国語辞典にもウィキペディアにも載っていなかった。田崎真也氏がソムリエとて最高の栄誉によくしてから、野菜ソムリエなどの専門家が生まれた。日本野菜ソムリエ協会なる団体まで存在する時代だから、酢のソムリエが生まれても可笑しくない。

しかし酢ソムリエは確かに言いにくい。そこで誰か駄洒落の達者な人が、スムリエとしたのではなかろうか。軽くて愉快なネーミングだが、実際の内容は深い。スムリエでは名前が負けるてしまう。酢アドバイザーでは一面しか表していないし、酢コーディネーターにしても然りだ。新しい概念を手持ちの言葉で表すのは、難しいことだと思う。何も手伝うことができなくて残念だが、名が体を表すような命名を願ってやまない。



posted by シャノワール at 15:00| Comment(0) | 造語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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