2011年06月22日

ほぼ

「環境にほぼ影響ない」というのは、おおむね、およそのところ、全くとは言えないが、ほとんど環境への影響はないだろうという意味だろうか。「ほぼ」と「ほとんど」の違いははっきりしないが、少なくとも「全く」でないことはたしかだ。

原発事故の初期段階では、「直ちに健康への影響はない」という言い方をした。この表現がインチキであることは、度重なる避難区域の拡大で明らかになったが、「ほぼ影響ない」ことが同じようにインチキであることは、今後の展開を待たずとも、事実上大気中に放射性物質を放出しているのだから、明白である。

国も東電も、こういうごまかし発表で国民を騙しきれると考えているのだろうか。既に多くの国民に苦難の避難生活を強い、遠く離れた地域の親たちに子供への影響を心配させ、周辺の農地や漁場を損ない、農水産物などを廃棄させ、被害地に残された家畜やペットを死に追いやりながらも、「直ちに」「ほぼ」と曖昧な発表で国民を欺瞞するのは止めて欲しい。自分たちが選んだ政治家を信頼できなくなっただけでも、国民は不幸なのだから。



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posted by シャノワール at 21:40| Comment(0) | 虚偽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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